オフショアによるマイグレーション開発事例(VB.NET)
システム名
販売管理システム(お客様が自社開発)
システム概要
Windows Formアプリケーションのマイグレーション
<マイグレーション前>
言語:Visual Studio 2005 VB.NET
DB接続:oo4o(Oracle 11g R2 Client)
一覧表:SPREAD for Windows Forms 7.0J
帳票:ActiveReports for .NET 3.0J
<マイグレーション後>
言語:Visual Studio 2019 VB.NET
DB接続:ODP.NET(Oracle 12c R2 Client)
一覧表:SPREAD for Windows Forms 12.0J
帳票:ActiveReports for .NET 12.0J
プロジェクトの内容
画面 204本
帳票 70本
開発言語 | VB.NET | ||
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フレームワーク | .NET Framework 4.7.2 | ||
開発規模 | 18人月 | ||
開発期間 | 2020年3月~2020年8月 | 6ヶ月 | |
体制と役割 | メインSE (2名) | 移行概要設計、コンバージョンテスト仕様書 | |
ブリッジSE (2名) | 成果物レビュー、QA対応 | ||
オフショア要員 (4名) | 移行詳細設計、移行手順書、コンバージョン、コンバージョンテスト |
開発上の工夫点
(1)オフショア作業のアプローチを、①リーダーが全ての工程を一通り実施し、②ブリッジSEと協力して作業手順を確立した後に、③作業手順をメンバに横展開することで、スケジュールとコストがブレるのを防いだ。
(2)仮想マシンを活用することで、メンバ全員分の開発環境を用意する手間を減らした。
(3)ビルドをツール化することで、ビルドにかかる手間(140個のソリューションをビルドして実行モジュールをコピーする)を減らした
アピールポイント
マイグレーションのWBS(作業内容、作業手順)を確立できたことで、経験が浅いメンバー構成であっても、コスト/スケジュール/品質について大きなトラブルもなくプロジェクトを完了できた。